チョコレートよりもビターなビアーを。

世界で最も甘い街で、そんなに甘くない生活を送るであろう記録。

免許取得よもやまばなし。前編。

明日やれることは明日やれ、がモットーです。こんにちわ。

今まで長いこと長いこと見ないふりをしてきた州の運転免許ですが、3月の一時帰国までにはなんとか取らないと、帰国中に国際免許の有効期限が切れてしまいます。帰国の際にもう一度国際免許を取得しても良いのですが、何かとこちらの免許を持っていた方が融通が利きそう。というか、国際免許でも渡米一年以内にはこちらでの仮免にあたる書類を取っておけ、と書いてあったような気がします。何はともあれ、免許取得に向けて、ようやく重い腰を上げたのでした。というのが、実は先月のお話。

こちらでの免許の取得については、日本ともだいぶ違うところも多いのですが、ざっくりいえば一緒です。学科試験を受けて、実技試験を受けてクリアすればオッケーです。まずは学科試験を受けに行くのが第一の関門ということになります。

さて、学科試験を受けるための書類には、健康状態に関する医療従事者のチェックとサインが必要です。こちらでは医者にかかるのに予約がいるとか、どこにいったらいいかもわからなかったので、まずは書類の段階から二の足を踏みました。テクニシャンNに聞いてみて、近所の大学関連病院でウォークインクリニック、いわゆる予約なしの駆け込み、があるとの情報を入手したのですが、そのときの話で、実はうちのP先生でいいのでは?と。うちのP先生はお医者様なので、ライセンスもお持ちです。あまりこういったことをお願いするのも気が引けるのですが、忙しい合間をぬって聞いてみたところあっさり了承!病気とかないよね!オッケー!って感じでサインをゲットです。これが1月末のことです。

書類はできた。次は学科試験・・・に向けての試験勉強です。問題は当然英語です。過去のブログを振り返ると、問題集を印刷したのは9月だったようです。印刷された問題集は机に置いてあるのですが、めくってはやめ、めくってはやめを繰り返して、約4ヶ月の長い長い勉強期間となりました。書類に健康チェックのサインをもらってからは、もう受けに行くしかありません。2月の頭に、さっそく近くの免許センターに出向きました。ちょうどついたときには誰も並んでいません。そのままおっちゃんに呼ばれ、2、3書類を確認した後に、んじゃ試験受けてきてーということで、いざ!試験です。試験は18問出題され、そのうち15問正解でクリア。さすがに長いことめくってはやめを繰り返してきたおかげで、問題と正解はほぼ完全に記憶されていました。15問連続正解の時点で、試験は強制終了です。\('∀')/。あとは、もう一度書類のチェック。4年用の免許を申請したんだけど、手持ちの滞在許可証(DS-2019)が残り一ヶ月だったので、2年用に切り替えて、無事に仮免許可証?みたいな紙切れをもらって終了です。おっちゃん親切だった、ありがとう!

後から聞いた話では、同じ時期に、同じ場所で、去年の4月にハーシーにきた同じアパートのS先生も試験を受けに行ったとのことでした。ところが、そのときは滞在許可証があと2ヶ月だから、ダメ!って言われて紙切れをもらえなかったらしい。対応が人によって違うというか、どちらかというと僕の対応の方がイリーガルなようです。ラッキーだったなぁ。

さて、仮免をもらえると、次は路上試験に向けて予約をしなければなりません。これもまた問題で、最初にみたときは、近くの免許センターでは3月中盤まで予約があいていません。これはよろしくない。せっかく仮免をもらったのに、帰国前に路上が受けれない。いくつか探してみると平日はぽつぽつと空いているとこがあるけど、気分的に、できれば平日に抜けては行きたくない。どうやら、車で1時間弱の遠くの免許センターには2月中の土曜に空きがあったようなので、まずはここを予約。路上は頻繁に割とキャンセルが出るらしいので、こまめにチェックしてると、なんと近場のセンターで土曜日の空きがぽつんとあるじゃないですか!これはもうこっちいくしかない!とその場で予約を変更。予約の日付は2月22日です。実技試験では必ず縦列駐車がでるので、先週の日曜日に、現地にいって小一時間ほど練習しました。小さいFiatなら、スペース的にも余裕です。これで、あとは路上中に変なミスがないことをいのるばかり。

ノーミスで免許とれるかな!?何かありそうな雰囲気をにおわせつつ、中編に続く。