チョコレートよりもビターなビアーを。

世界で最も甘い街で、そんなに甘くない生活を送るであろう記録。

免許取得よもやまばなし。中編。

さて、縦列駐車の練習もばっちり、書類もオッケー。土曜日の実技試験予約も取れた。あとは本番いってみよー、ということで、さっそく先週の土曜日、近くの(ハリスバーグ)免許センターに行ってきました。そこまでは車で20分弱です。

センターについて、なんていうか駐車場に入るのに渋滞してる。ここの免許センターはいつもビジーだ、とは聞いていたけど、いきなりこれかー。時間に余裕を持ってきたとはいえ、なんとかぐるっと一周した後にさっと止めることが出来ました。この程度では平常心は揺るぎません。

車を止めて、建物の中に入って納得、大混雑してます。とりあえず実技試験の前に書類をチェックするはず?なので、どこでそれを受けるか探してうろうろしてみるも、よくわかりません。仕方ないので、インフォーメションに聞いてみることにしたのですが、ここでも長い列。やっと自分の番になって聞いてみたら、とりあえずあそこの部屋、とだけ言われました。おばちゃん愛想わりーーーーー。気を取り直してあそこの部屋、にいってみると、ここもまた人であふれています。そもそも、入り口にでかでかと、実技試験の人は整理番号とらないで待合所で待っててね、とあります。謎です。一番手前のカウンターに、整理番号とらない親子連れが並んだのを確認したので、そこに並んで、とりあえず再度聞いてみることにしました。そうこうしているうちに、試験の予定時間が近づいてきて、内心ドキドキです。時間もギリギリで、なんとか自分の番になったので聞いてみました。Q:書類のチェックはどこで受けるんですか?A:外の試験車待機場所で、係員がくるからそこでね、だそうです。最初のインフォのおばちゃん、違うこといってたのか、カウンターのおっちゃんが一手間省いたのか、今となっては闇の中です。

時間も時間なので、大急ぎで車をそれらしき場所(縦列駐車を練習した場所あたり、他にも止めて待っている人がいた)に移動してしばし待っていると、それっぽいおっちゃんがやってきて、実技試験の人?と聞くので、はいそうですー。んじゃすぐ戻るから待っててね、といわれて、結局試験の予定時刻から15分を超えないかというあたりに、おっちゃんは現れました。まずは、僕の前に並んでいた少年の試験から始めるようで、それをどんな流れかと車の中で待ちながら様子をうかがいます。ふむふむ。まずは車のチェック、ウィンカー、ワイパー、ライト、ハイビームなどなど、その後、縦列駐車、そしたら試験場の外に出て、路上でしょう。15分もしないくらいだったと思いますが、少年の車は無事に戻ってきました。きっと合格していたでしょう。

そして、今後はおっちゃんがこっちに向かってきましたよ。軽く挨拶して、書類のチェックです。いくつか書類を見せて行くうちに、一つ書類が見当たらないことが発覚しました。ナヌ?え、どんな書類?なに、登録証?そもそも、車関連の紙切れは全部持ってきたはずなので、束をひっくり返すと保険の封筒にいっしょになって入っていました。ふー、若干平常心が揺らいだけど、まだ大丈夫。あったよーっておっちゃんに見せて、じゃぁさっそく車のチェックです。だいたい日本人はワイパーとウィンカーのレバーを間違えるので、気を引き締めて指示を待ちましょう。

んじゃライトつけてーっていいながら車の前方に回ったおっちゃんが、しばし固まったまま、何も言いません。あれ、なんか聞き間違ったか?ライトはもうついてるし・・・。

 

おっちゃん「この車、車検が切れてるから、試験はできんよ。すまんね。」

 

え?